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結果に納得するために

こんにちは。総務部の山本です。

 

急に朝晩が冷え込みはじめ寒いなと感じつつも日中はだいぶ過ごしやすくなってきましたね。

 

さて、先日子供の運動会がありました。次男は保育園最後の運動会なので私の撮影の気合もいつもとは違い、どうやって写真とビデオに沢山収めようかと前日から本人よりわくわくしていました。太鼓の演奏や技走、ダンスやかけっこと可愛い中にも一生懸命真剣に取り組む姿に終始感動していたのですが、中でもリレーのときに感動と感心する出来事がありました。年長のクラスのみで2つに分かれリレーで対決をするのですが、バトンをどのように渡したらスムーズかと子供たちなりに考え毎日練習してきたようで、誰一人として落とさずに、そして一生懸命走っていたのですが、最後のアンカーでデッドヒートし、ゴール寸前でぶつかり合い1人の子が倒れてしましました。そのまま立ち上がり泣くのをこらえながらゴールしたのですが、わざとじゃないけど倒してしまった子も泣き出してしまい何やら不穏な空気となってしまいました。先生も勝ち負けを決められずどうするのかなと見ていたら、なんと子供たち同士で話し合いが始まりました。色んな声が飛び交っていたようですが、最終的にリレーをもう1回する!との事でした。理由は『わざとじゃないけど倒してしまった子がこのままでは気持ちよく勝てない』『もう一度真剣勝負で納得したい』ということでした。

まず私は5歳、6歳の子供たちが皆で意見を出し合い話し合いができること、わざと倒した訳じゃない。と理解できること、みんなが納得した勝負ができるようにどうしたらいいか考える事。が出来ることにとても感心し、そしてその想いに感動してしまいました。大人でも結果に納得できるまで追求することはなかなか難しい中で、ましてや意見をだしあい1つの結果を出すことが出来る子供たちはとてもすごいですよね。

その後の勝負は子供たちの顔つきも変わり最初よりもより良い勝負となりました!勝ち負けが大事ではなくいい結果にする為に何が必要かという事を教えてくれた子供たちに感謝し、こんな出来事を経験した我が子がこの先どんな成長をするのか楽しみに見守っていきたいと思います。

 

それでは本日もご安全に!

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